側弯症は、医学の父(医聖)と呼ばれたヒポクラテスの時代から知られている整形外科を代表する疾患です。北大整形外科の脊柱変形治療は、60年以上の歴史と伝統を有する国内外に広く知られた存在であり、現在は須藤英毅特任教授が責任医師(チーフ)となって、山田勝久助教、大西貴士特任助教とともに診療を担当しています。脊柱変形疾患の手術治療は難易度が整形外科の中で最高レベルにありますが、当診療チームは金田清志第4代教授の時代から革新的な手術法とその優れた臨床成績を次々と世界に発信し続けており、当該診療の更なる発展に幅広く貢献しています。